何かの為、でなく
2011年 05月 04日
何かやる時に人や国や自治体や法人は、
どうして「○○のために」と
冠を付けたがるのだろう。
国のためではなく
神のためでもなく
偉い人のためでもなく
自分のためでもなく
大事な人のためでなく
欲望のためでもなく
自然のためでもなく
畏れるためでもなく
汚れなき者のためでなく
無垢な者のためでなく
残すためでもなく
残さないためでもなく
何かをできないものか。
冠が付けば、結局、
結果を欲したり、夢を見くなったり、満足したくなったり、
それとは逆に、
言い訳の理由になったり、回避したくなったり、
何か 余計なものが付いてくる。
何のためでもない。
ただ、人の道に沿って「それ」をする。
ただ、天の道に従って進んでゆく。
ボランティアだって、
「○○のために」なんてやっているうちはダメだ。
そうやって、理由付けして何になるのだ。
理由付けして動いているうちはダメなんだ。
何のためでもない自分が大事だ。
海は誰がために怒濤のほどにうねる。
雨は何故に叩き付けるほど降る。
雪は何故に家を潰すほど降り積もる。
風は何故に旅人を隠すほどに荒れて吹く。
花は誰がために百花繚乱する。
天はどうして抜けるような青空になる。
緑は何故季節が来ると碧く赤く黄色く燃える。
どうしてそれらがそうするか、なんていうものは
この世の自然にはないはず。
そうして、人は自然に阿って(おもねって)
いつでも、楽しんだり哀しんだり恨んだりする。
だのに、人はどうして人のために動く?
他人のために仁義を尽くす?
何かのためにしよう、ではないから。
自分が何かしなくては、と思うから。
何かするのだ、それだけ。
それだけで良いのだ。
その結果、人々の笑顔を見られたら
それこそがこの世で一番の幸せ。
悲しく曇った顔が、一瞬でも晴れたら
何もない、私の心の涙が流れるだろう。
そうして失った者の哀しみに、
少しでも寄り添えるかも知れない。
(2011.11.19加筆)
どうして「○○のために」と
冠を付けたがるのだろう。
国のためではなく
神のためでもなく
偉い人のためでもなく
自分のためでもなく
大事な人のためでなく
欲望のためでもなく
自然のためでもなく
畏れるためでもなく
汚れなき者のためでなく
無垢な者のためでなく
残すためでもなく
残さないためでもなく
何かをできないものか。
冠が付けば、結局、
結果を欲したり、夢を見くなったり、満足したくなったり、
それとは逆に、
言い訳の理由になったり、回避したくなったり、
何か 余計なものが付いてくる。
何のためでもない。
ただ、人の道に沿って「それ」をする。
ただ、天の道に従って進んでゆく。
ボランティアだって、
「○○のために」なんてやっているうちはダメだ。
そうやって、理由付けして何になるのだ。
理由付けして動いているうちはダメなんだ。
何のためでもない自分が大事だ。
海は誰がために怒濤のほどにうねる。
雨は何故に叩き付けるほど降る。
雪は何故に家を潰すほど降り積もる。
風は何故に旅人を隠すほどに荒れて吹く。
花は誰がために百花繚乱する。
天はどうして抜けるような青空になる。
緑は何故季節が来ると碧く赤く黄色く燃える。
どうしてそれらがそうするか、なんていうものは
この世の自然にはないはず。
そうして、人は自然に阿って(おもねって)
いつでも、楽しんだり哀しんだり恨んだりする。
だのに、人はどうして人のために動く?
他人のために仁義を尽くす?
何かのためにしよう、ではないから。
自分が何かしなくては、と思うから。
何かするのだ、それだけ。
それだけで良いのだ。
その結果、人々の笑顔を見られたら
それこそがこの世で一番の幸せ。
悲しく曇った顔が、一瞬でも晴れたら
何もない、私の心の涙が流れるだろう。
そうして失った者の哀しみに、
少しでも寄り添えるかも知れない。
(2011.11.19加筆)
by kaiet38
| 2011-05-04 18:32
| 言っておきたい事